分子標的薬による心血管障害、予防と対策は?
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慢性骨髄性白血病(CML)の予後は、BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬(ABL-TKI)の登場により大きく改善したが、長期投与による心血管障害などの有害事象が大きな問題となってきた。同薬による心血管障害の予防と対策について、佐賀大学血液・呼吸器・腫瘍内科教授の木村晋也氏が第16回日本臨床腫瘍学会(7月19~21日、神戸市)で解説した。