若手研究者に伝えたいIgE発見の秘話

 去る2018年7月6日、免疫グロブリン(Ig)Eの発見者である石坂公成博士が満92歳で逝去された。博士の死を偲びつつ、若手研究者に博士がいかにしてIgEの発見にたどり着いたかを伝えたいと思い、筆を執った。