私大医学部入試の特殊性を予備校講師が解説

 医系専門予備校で講師を務める可児良友氏は、8月7日に東京都で開かれた私立大学医学部入試に関する記者勉強会で、入学定員数が増員されても難関であり、二次試験の面接や小論文では各大学が多様な形式を導入し、大学が求める将来の医師像が問われていると解説した。ちなみに2017年度の小論文では、精神分析・哲学の研究者であるエーリッヒ・フロムの著書『愛するということ』が出題。「"愛するという技術"に関する考えを述べよ」との設問があったという。