医学部と他学部でHPVワクチンの認識に差

 安全な医療を提供するために、医療者は患者のヘルスリテラシーについて理解し、患者に正しい知識の習得や理解を促す必要がある。佐賀大学医学部5年生の野田貴美子氏は、将来医師として意識すべきヘルスリテラシーの課題を検討するため、その一例として、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する学生の知識と意識を医学部と他学部で調査・比較し、第50回日本医学教育学会(8月3~4日)で報告した。