禁煙・環境整備が進捗も支援に課題

 人間ドックや特定健診・特定保健指導は喫煙者に対し禁煙支援(禁煙に関する情報の提供や助言)を行う機会となりうる。日本人間ドック学会学術委員会喫煙対策小委員会委員長(地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターセンター長)の中村正和氏は、全国の人間ドック健診施設を対象とした、禁煙支援などに関する実態調査の結果を第59回同学会(8月30~31日)で報告。健診受診者全員に対する禁煙支援の実施率が1~2割と低いなどの課題が見いだされたという。