日本高血圧学会が"旭川宣言"、GL改訂案も

 第41回日本高血圧学会(JSH)が、9月14~16日、北海道旭川市で1,700人超の参加者を集めて開催された。会長を務めた旭川医科大学循環・呼吸・神経病態内科学分野教授の長谷部直幸氏は開会式冒頭、直前の9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震の犠牲者とその家族に哀悼の意を表明。「震災の悲劇を乗り越えて立ち上がらなければならないとの決意を込め、あくまで前向きの姿勢で学会開催の道を選択した」と経緯を説明し、参加者の理解と支援を求めた。同学会では「JSHダイバーシティ推進旭川宣言(JSH旭川宣言)」が発表。来春発刊予定のJSH『高血圧治療ガイドライン2019』(JSH2019)の現時点での改訂案も示された。

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