「声の衛生教育」で声帯病変消失

 国立病院機構(NHO)東京医療センター感覚器センター人工臓器・機器開発研究部部長の角田晃一氏らの研究チームは、手術の適応となる声帯ポリープおよび声帯結節の患者に対し、声の衛生教育により病変が有意に消失したとする世界初のランダム化比較試験(RCT)の成績の概要を、9月19日に発表した。声の衛生教育を行うことで手術を回避できる可能性があるという。