今年は妊産婦の死亡例が減少か

 わが国における妊産婦死亡の原因究明と再発防止を目的に、日本産婦人科医会は2010年に妊産婦死亡報告事業を開始した。聖マリアンナ医科大学産婦人科学准教授の長谷川潤一氏は、9月12日に開かれた同医会記者懇談会で、今年(2018年)8月末時点の速報値と2016年までの解析結果を報告。昨年に比べ今年は死亡例が減少する可能性があるという。