女性も男性も働きやすい社会に

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 東京医科大学が入学試験で女性受験者の得点を恣意的に操作した問題をきっかけに、女性医師のキャリア継続が困難な現状が浮き彫りになった。日本女性医療者連合(JAMP)は声明文を発表、理事でウィミンズ・ウェルネス(東京都)理事長の対馬ルリ子氏は9月22日に東京都で開かれたメディア懇談会で「女性医師が妊娠や出産を契機に退職するのは、女性医師の個人的な問題でなく医療システム全体の問題。男性も女性も働きやすい環境をつくることが医療安全にもつながる。これを機に、より本質的な議論を行っていくべきだ」と訴えた。

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