若年性線維筋痛症で高率に発達障害が合併

 小児期に発症する若年性線維筋痛症(JFM)は、疼痛をはじめとした多様な症状のために通学できなくなるなど患児の生活に深刻な影響を及ぼす。東京女子医科大学病院膠原病リウマチ痛風センター小児リウマチ科講師の宮前多佳子氏は、JFM患児では高率に発達障害が認められることを第10回日本線維筋痛症学会(9月29~30日)で報告、心理発達評価を行うことの重要性を指摘した。