子供のかぜに鼻炎薬の処方はNG
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オーストラリア・University of QueenslandのMieke L. van Driel氏らは、かぜの治療に用いられる各種薬剤の効果をランダム化比較試験(RCT)のシステマチックレビューで検証し、「鼻粘膜充血除去薬(鼻炎薬)は6歳未満児に処方すべきでない。小児では鼻症状を緩和するという明確なエビデンスがなく、安全性は不明」との結果をBMJ(2018; 363: k3786)に発表した。「薬を飲まなくてもかぜの症状は数日で消えると説明して、患者や保護者を安心させるのがよい」としている。