20年ぶりの新規爪白癬治療薬どう使う?
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東京女子医科大学東医療センター皮膚科講師の石崎純子氏は第62回日本医真菌学会(9月8~9日)のシンポジウム「爪白癬治療の標準化に向けて」で、20年ぶりとなる新規の爪白癬治療内服薬として今年(2018年)に発売されたホスラブコナゾールの特徴を解説した。比較的投与期間が短く併用禁忌薬がないことなどの利点を挙げる一方で、肝機能障害の副作用が報告されているため血液検査を投与前および定期的に行う必要があることを強調。「症例数を増やし、長期観察による完全治癒率、再発・再燃率を検討することで、爪白癬治療の良い選択肢になることを期待したい」と述べた。
シンポジウム「爪白癬治療の標準化に向けて」記事一覧
1. 爪白癬治療薬、選択基準の見直し必要
2. 爪白癬治療、外用薬登場で選択の幅広がる
3. 20年ぶりの新規爪白癬治療薬どう使う?