小児にH. pyloriのtest and treatは不要
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成人ではHelicobacter pylori(H. pylori)のtest and treat(T&T:無症状者に感染の検査をし、陽性者には除菌を施行)が胃がん予防に有用であることが示されている。しかし、小児に実施することを支持するエビデンスはないという。今年(2018年)11月、日本小児栄養消化器肝臓学会(JSPGHAN)の『小児ヘリコバクター・ピロリ感染症の診療と管理ガイドライン(GL)』が改訂された(改訂2版)。同GL委員長で、かとうこどもクリニック(宮城県名取市)院長の加藤晴一氏に今回の改訂ポイントについて解説してもらった。(関連記事:「中学生のH. pylori検診・除菌の在り方を問う」)