ラジカルな改訂へ、糖尿病食事療法

 日本糖尿病学会の『糖尿病診療ガイドライン』が来年(2019年)5月に3年ぶりに改訂される予定である。11月5日に同学会が主催したシンポジウム「再び日本人にふさわしい糖尿病食事療法を考える」では、ガイドライン改訂の焦点の1つである食事療法について意見が交わされた。討論を受け、同学会理事長の門脇孝氏(東京大学)は「ラジカルな改訂を目指したい」と意欲を示した。同シンポジウムから、糖尿病食事療法の改訂の背景とポイントを探った。