飲食店や職場の全面禁煙で血圧が低下
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バーやレストラン、職場など多くの人が集まる場所を全面禁煙とする「スモークフリー政策」が導入された地域の非喫煙者では、そうでない地域の非喫煙者と比べて収縮期血圧(SBP)値の低下が認められたとの研究結果がJ Am Heart Assoc(2018年11月21日オンライン版)に発表された。この研究を実施した米・Children's Hospital of PhiladelphiaのStephanie Mayne氏らは「これまでにスモークフリー政策の導入が心血管疾患による入院リスクを低減させたとの報告はあったが、同政策が血圧値に影響することを示した研究は今回が初めてだ」としている。