#7119、「つながる」「高精度」実現の取り組み

 救急安心センター事業、いわゆる#7119事業については「なかなか電話がつながらない」など市民から批判されることもあり、改善策が求められている。横浜市医療局医療政策部医療政策課の六車崇氏は、先進的な改善策を進めている横浜市での取り組みを日本救急医学会(11月19~21日)で解説した。改善のポイントとして応答率の改善、プロトコルの精度向上、運用の改善の3つを挙げ、「高い精度のプロトコルを適切に運用することが重要だが、市民のニーズを拾い上げるためには高い応答率が必要になる」と事業の改善には三位一体の取り組みを強調した。