進行非小細胞肺がんの新たな標準治療
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免疫チェックポイント(CP)阻害薬である抗PD-1/PD-L1抗体は進行非小細胞肺がん(NSCLC)の治療成績を大幅に改善したものの、単剤治療のみでは限界があると見られている。そのような中、進行NSCLCに対する抗PD-1/PD-L1抗体+殺細胞性抗がん薬(化学療法)併用療法が年内にも国内承認されるとみられている。近畿大学内科学腫瘍内科部門講師の林秀敏氏は、第59回日本肺癌学会(11月29日~12月1日)で免疫CP阻害薬+化学療法併用療法の現状のエビデンスと課題について解説。「NSCLCに対する抗PD-1/PD-L1抗体+殺細胞性抗がん薬の併用療法は、細胞障害性抗がん薬単独療法と比較して有効性が改善することから標準治療になりつつある」と述べた。