7人目でようやく確定診断

 Crowned dens syndrome(CDS)は急性の激しい頸部痛や発熱を伴う環軸関節の偽痛風発作(結晶誘発性関節炎)で、高齢者に好発する。湘南鎌倉総合病院(神奈川県)脳神経外科の堀田和子氏らは、確定診断されるまでに17日間、7人の医師による診察を要した35歳女性のCDS症例を経験、第46回日本頭痛学会(11月16〜17日)で報告した。