医療処置前に乳児をなでて疼痛軽減

 事前に乳児の肌に触れることで医療処置による疼痛を軽減できる可能性がある。英・University of OxfordのDeniz Gursul氏らは、乳児に対して踵穿刺による採血などの有害刺激を伴う医療処置を行う前に約3cm/秒の速度で皮膚をゆっくり優しくなでると、乳児の疼痛関連の脳活動が低下して鎮痛効果を得られることが示されたとCurr Biol(2018; 28: R1380-R1381)に発表した。