寝る子は"キック"で育つ

 胎動は成長において重要な要素であることを示唆する研究結果が報告された。英・University College LondonのKimberley Whitehead氏らは、レム睡眠中の新生児の脳波を調査したところ、母体を"蹴る"などといった、胎児の子宮内における四肢の動きが脳の感覚領域の成長と関連していたと、Sci Rep (2018; 8: 17516)に発表した。胎児の睡眠時はできるだけ静かな状態で維持すべきであるとしている。