世界の大腸がん死亡率、2035年まで低下

 大腸がんによる死亡率が2035年までに世界の多くの国で低下する一方、死亡数は増加すると予測された。世界保健機関(WHO)国際がん研究機関(IARC)のMarzieh Araghi氏らは、1989~2016年におけるWHOの死亡データベースを用いて世界42カ国の大腸がん死亡率と死亡数の動向を2035年まで予測。その結果をInt J Cancer2018年12月10日号オンライン版)で報告した。(関連記事「肺がんは発症、死亡とも世界第1位」「大腸がん発症率・死亡率の世界的傾向」)