食物繊維と全粒穀物で疾患リスク低減
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世界保健機関(WHO)は、生活習慣の改善により予防可能な疾患、いわゆる非感染性疾患(NCD:心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患など)が世界中で主要な死亡原因となっていることから、全世界レベルでの対策を推進している。ニュージーランド・University of OtagoのAndrew Reynolds氏らは、食物繊維および全粒穀物を多く摂取することでNCDリスクが低下するとの研究結果をLancet(2019年1月10日号オンライン版)に発表した。同研究は、炭水化物摂取に関する最新の推奨を策定するため、WHOの依頼により実施された。