集団場面における失語症者の行動は?
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円滑なコミュニケーションのためには、言語そのものだけでなく「相手の顔色を読む」「場の空気を読む」「表情やジェスチャーで気持ちを伝える」といった、場面に適した言語使用能力も重要となる。前・横浜市総合リハビリテーションセンター医療部機能訓練課言語聴覚士(ST)の今井眞紀氏らは、失語症者のコミュニケーション能力を評価する目的で、集団場面における談話分析を実施。個別訓練では捉えることができないコミュニケーションの実態が観察されたことなどを、第42回日本高次脳機能障害学会(2018年12月6〜7日)で報告した。