トイレの足台が排便の助けに

 欧米では便秘などの排便困難時の排便を補助するツールとして排便時の姿勢を変える足台(Defecation Posture Modification Device;DPMD)が普及し、排便姿勢の重要性に対する認識が高まっているが、その有効性を示す医学的エビデンスはなかった。米・Ohio State University Wexner Medical CenterのModi Rohan氏らは、健康ボランティアを対象にDPMDを用いた前向きクロスオーバー試験を実施し、DPMDの使用が排便困難な症状の改善に有効であることが示されたとJ Clin Gastroenterol(2018年10月22日オンライン版)に発表した。