認知症の予兆捉える血液バイオマーカー発見
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アルツハイマー病(AD)の発症には、脳内に蓄積されたアミロイドβ蛋白質(Aβ)の関与が指摘されている。筑波大学医学医療系准教授の内田和彦氏らは、Aβクリアランスの低下に関わる3種類の蛋白質について、血液バイオマーカーとしての臨床的有用性を検討。その結果、これらの蛋白質の血中量が、軽度認知障害(MCI)の脳機能低下および脳イメージングの変化と一致。認知機能の評価において有効なバイオマーカーとなりうることが明らかになったと、Alzheimers Dement(Amst)(2019; 11: 85-97)に発表した。