小児のNAFLDが低糖食で有意に改善

 小児の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は2型糖尿病、末期肝疾患、肝がん、心血管疾患のリスク増加と関連することから、長期的な健康には診断と迅速な治療が非常に重要となる。米・Emory UniversityのMiriam B. Vos氏らは、10歳代の男子を対象にランダム化臨床試験を実施した結果、遊離糖(グルコースなど)の少ない低糖食は通常の食事と比較してNAFLDを有意に改善したとJAMA(2019; 321: 256-265)に報告した。