果物・野菜摂取で透析患者の死亡リスク低下

 血液透析を受けている患者では、体内にカリウム(K)が蓄積することへの懸念から、果物と野菜の摂取が制限されている。しかし、これらの摂取量が多いほど、透析患者の早期死亡のリスクが低下する可能性があることが分かった。多国籍前向きコホート試験に登録された透析患者8,000例超の食事データから示されたもので、オーストラリア・University of SydneyのGiovanni F. M. Strippoli氏らがClin J Am Soc Nephrol(2019年1月31日オンライン版)に発表した。