右室流出路再建、術式による違いは?

 TOFなどの先天性心疾患に対して行われる右室流出路再建術(PVOTR)は、多くの症例において程度の違いがあるものの術後に肺動脈弁逆流を残す。倉敷中央病院小児科主任部長の脇研自氏らは、PVOTRの術式により遠隔期の右室機能に相違が見られるかどうかを、心臓MRIを用いて定量的に評価。結果を第21回日本成人先天性心疾患学会(1月11〜13日)で報告した。(本文中の疾患名の略語は文末に一覧で記載)