低線量CT肺がん検診の普及狙い学会が宣言

 日本CT検診学会は、茨城県日立市で開かれた第26回学術集会(2月8~9日)で、低線量CT肺がん検診を普及させるため「日立宣言2019」を発表した。この中で、2024年3月までの5カ年計画を提言、認定医師・技師をそれぞれ2,000人(現状1,346人、1,250人)、認定施設を200施設(同19施設)に引き上げる戦略目標を掲げた。また、低線量肺がんCT検診の体制確立のため一般向けの情報発信や認定施設の情報公開なども盛り込んだ。