低線量CT検診、肺がん死亡リスクを51%低減

 第26回日本CT検診学会(2月8~9日)で開かれた記者会見で、大会長で日立製作所日立総合病院(茨城県)総合健診センタ長の名和健氏は、茨城県日立市市民を対象に低線量CT肺がん検診受診者とX線検診受診者を追跡した後ろ向きコホート研究の結果を公表した。X線検診に比べ、低線量CT検診では肺がん死亡リスクが51%減少、CT検診が肺がん死亡に効果があることが分かった。