ロボット手術、健全な普及担う人材の育成を

 泌尿器科領域では、他の診療科に先駆けて保険適用された各種ロボット支援下手術の実施件数が、近年急速に増加している。その健全な普及と進歩には手術指導医(プロクター)の育成が欠かせない。名古屋大学大学院泌尿器科学教授の後藤百万氏は、2017年度まで自身が委員長を務めた日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡学会が創設したプロクター認定制度の概要や認定状況、意義などを第11回日本ロボット外科学会(1月26日)で説明した。