卵巣囊胞には手術より経過観察
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卵巣囊胞は良性でも捻転や破裂、将来の発がんリスクなどが高いとされ、手術による除去が勧められてきた。しかし、欧米14カ国の卵巣嚢胞患者約2,000例を対象とした前向きコホート研究IOTA5(International Ovarian Tumor Analysis Phase 5)の追跡2年の中間解析から、超音波検査で良性に分類された卵巣囊胞は悪性腫瘍、捻転や破裂のリスクが低く、手術よりも経過観察が適していることが示唆された。ベルギー・University Hospitals LeuvenのWouter Froyman氏らが、Lancet Oncol(2019年2月5日オンライン版)に発表した。