すぐにできるロボット手術の節約法を紹介

 近年、ロボット支援下手術は大学病院や総合病院だけでなく、中・小規模の病院でも徐々に普及しつつある。しかし、中・小規模の病院にとって高額な医療用ロボットの購入費、消耗品やメンテナンスにかかる維持費は大きな負担となる。59床の泌尿器科単科病院であるにいむら病院(鹿児島県)院長の新村眞司氏は、同手術に用いる器具や装置に工夫を凝らし、円滑な施行に支障を来さない範囲でコストを削減するためのアイデアを第11回日本ロボット外科学会(1月26日)で紹介した。