スポンジ入りカプセルでバレット食道を診断


(プレスリリースより)

 バレット食道は食道腺がん(バレット腺がん)の前がん状態とされるが、効果的で信頼できるスクリーニング法はなく、特に患者数が増加している欧米では食道腺がんにより多くの命が奪われている。中国・SunYat-sen UniversityのZhixiong Wang氏らは、ポリウレタンスポンジを内包したカプセル(EsophaCap、写真)が、メチル化バイオマーカーパネルとMethylation on beads(MOB)法との組み合わせにより、バレット食道のスクリーニングツールになりうることを前向き検証試験により示し、Clin Cancer Res2019年1月22日オンライン版)に報告した。