冠攣縮狭心症、欧米より日本で予後よい

 東北大学大学院循環器内科学分野教授の下川宏明氏らは、近年欧米でも有病率が高いことが分かってきた冠攣縮性狭心症について国際多施設共同前向き登録研究を行い、その結果をInt J Cardiol 2019年2月20日オンライン版)に発表した。胸痛発作を起こす場面や時間帯などで人種差が見られ、日本人に比べ欧米人(caucasian)の方が有意に心血管イベントの多いことなどが明らかになった。