オピオイドが"効く痛み"、"効かない痛み"とは
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オピオイド鎮痛薬(以下、オピオイド)は広く臨床現場で使用されるが、オピオイドで痛みが軽減しにくい、あるいは増強してしまう場合もある。加えて近年、オピオイドの依存症や過量摂取死も少なからず見られることから、その適切な使用法を把握することは非常に重要である。北里大学新世紀医療開発センター・疼痛学教授の金井昭文氏は、痛みの構造に焦点を当て、オピオイドが効くか否かをケース別にまとめ、第48回日本慢性疼痛学会(2月15~16日)で解説した。