がん関連疲労には大豆油?魚油?

 がん関連疲労(CRF)は、補助療法の副作用としてよく見られるものであり、抗炎症作用を持つω-3脂肪酸を含有する魚油はCRFの軽減に有効だと期待されている。米・University of Rochester Medical CenterのLuke Peppone氏らは、乳がん患者を対象にランダム化比較試験を実施し、実際にはω-6を含有する大豆油の方が有効であったとJNCI Cancer Spectr(2019年2月21日オンライン版)に報告した。