高齢AF患者のカテ適応は総合的に判断

 わが国における持続性心房細動(AF)患者の半数以上は75歳以上の高齢者であり、今後も増加傾向をたどると予測されている。群馬県立心臓血管センター院長の内藤滋人氏は高齢AF患者に対するカテーテルアブレーションの適応について「生活年齢、罹病歴、臨床症状、AFの進行度などを個別かつ総合的に評価する必要がある」と第66回日本不整脈心電学会(7月24~27日)で報告した。