アロマターゼ阻害薬の骨量減少に有効な対策

 ホルモン受容体陽性閉経後乳がんの術後補助療法として、アロマターゼ阻害薬(AI)の投与は第一選択となっている。しかし、AIの長期投与による骨代謝への影響が懸念されており、骨脆弱による合併症はQOLの低下を招く可能性がある。香川県立中央病院乳腺・内分泌外科の吉岡遼氏らは、同院における骨密度管理について後ろ向きに検討。第27回日本乳癌学会(7月11~13日)で報告した。