遠隔運動指導でフレイル予防効果は

 主に高齢者において、加齢による骨格筋肉の減少や身体機能の低下を呈し、健常から要介護に至る中途に位置付けられるフレイル。早期に介入することで健常な状態に戻すことも可能といわれている。九州大学キャンパスライフ・健康支援センター教授の熊谷秋三氏らは、地域在住高齢者を対象とした対面型と遠隔型の運動指導介入によるフレイル改善効果を比較した糸島フレイル疫学研究を実施。その成果を第74回日本体力医学会(9月19〜21日)で発表した。