患者が望む喘息アプリとは?

 最近、さまざまな疾患領域で医療用モバイルアプリケーション(以下、アプリ)が開発、活用されつつある。領域を問わずより良いアプリを開発するには、患者自身のニーズを把握することが必要不可欠である。デンマーク・University of Southern DenmarkのHelle M. Christensen氏は、喘息で外来診療を受けている患者を対象に、喘息アプリに対する評価や今後望まれる機能について調査。その結果を第29回欧州呼吸器学会(ERS 2019、9月28日~10月2日、マドリード)で報告した(関連記事:スマホで10秒、小児喘息発症を予測)。