今年度の医学部入試、女性合格率が向上

 医系専門予備校のメディカルラボは10月4日に東京都で記者会見を開き、今年度(2019年度)の医学部入学試験の状況を解説した。女性受験者に得点操作するなどの不正入試の問題が影響したためか、女性の合格率が向上した大学が多く、性別得点操作があったと考えられる大学以外でも同様の傾向が見られた。メディカルラボ本部教務統括の可児良友氏は「女性受験者、多浪受験者への門戸が広がった年だった」と総括した。〔関連記事:私大医学部入試の特殊性を予備校講師が解説