妊娠中のビスフェノールA曝露で肺機能低下

 尿検査で内分泌攪乱化学物質のビスフェノールA(BPA)が検出された妊婦から生まれた子供は、6〜10歳という学童期に肺機能が低下し、喘息や喘鳴を呈するリスクも高まることが分かった。スペイン・Barcelona Institute for Global Health(ISGlobal)のAlicia Abellan氏が、第29回欧州呼吸器学会(ERS 2019、9月28日~10月2日、マドリード)で報告した。