真菌血症は専門医の治療で死亡率20%低下
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米国では入院患者におけるカンジダ血症が非常に多く、別の理由で入院し、処置などを通じて院内で感染する患者がほとんどである。米・Washington UniversityのAndrej Spec氏らは、感染症専門医の関与でカンジダ血症患者の予後が改善するか否かを検討。専門医に紹介された患者はエビデンスに基づく処置を受けることが多く、死亡率が有意に低いとの結果をLancet Infect Dis(2019年9月24日オンライン版)に発表した。入院患者のケアに感染症専門医が重要な役割を果たすことは、黄色ブドウ球菌やクリプトコッカス、多剤耐性菌に関する研究でも示されており、今回の知見は新たなエビデンスを追加するものである。