初経~閉経年数、長い方が認知機能によい!?
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日本における認知症の有病率は、高齢化を背景に急速に上昇している。認知症は、早期発見して予防につなげることが重要とされている。日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸を目的に、国立がん研究センターなどが行う大規模コホート研究JPHC Studyでこのほど、女性の認知症に関する新たな知見が得られた。研究グループが、40~59歳の女性670例のデータを解析したところ、初経から閉経までの期間が長いと認知機能障害(軽度認知障害および認知症)のリスクが低くなることを確認。Maturitas (2019; 128: 22-28)に発表した。