インフルワクチンにパッチ剤の可能性

 米・皮膚科のBenjamin L. Miller氏らは、同氏らが開発中の、インフルエンザワクチン(IFV)の経皮吸収型製剤(パッチ剤)が、マウス実験において十分な有効性を示し、副作用も認められなかったと発表。今後、ヒトでの効果を検証し、医薬品として承認されれば、IFV注射剤のように医療従事者による薬剤の管理や廃棄時のバイオハザード対策が不要になるという。研究の詳細は、J Invest Dermatol(2019年8月2日オンライン版)に報告された。