電気で潤うコンタクトレンズを開発

 東北大学大学院工学研究科教授の西澤松彦氏らの研究グループは、新たに開発したハイドロゲル素材を用いたコンタクトレンズの研究で、通電によりレンズ内に水流を発生させて、乾燥速度を低下させることを実証。さらに生体親和性のバイオ電池を搭載し、外部からの給電を必要としない有機物のみで構成された自己保湿型の抗ドライアイレンズの実現にも成功した。詳細はAdvanced Materials Technologies(2019年11月28日オンライン版)に発表された。

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自己保湿型コンタクトレンズ(東北大学プレスリリースより)