低用量アスピリンの抗認知症効果に性差

 兵庫医科大学臨床疫学教授の森本剛氏らは、糖尿病患者に対するアスピリンの有用性を検討したJPAD試験の追跡研究の結果、脳卒中や心血管疾患の再発予防として広く行われている低用量アスピリン療法は、女性の2型糖尿病患者における認知症発症リスクを低下させることが示されたと発表。詳細は、Diabetes Care(2019年12月5日オンライン版)に報告された。