息子と違う!搬送に付き添った母が処置後に発言

 痙攣重積により搬送された男性救急患者に付き添った女性が、実際は隣家に住む別の男性の母親であったというにわかに信じがたい事例が、第47回日本救急医学会(10月2~4日)で報告された。病院到着から170分後、母親が違和感を覚えたことから、救急患者が息子ではないことが発覚したという。事例を報告した市立島田市民病院(静岡県)救急科主任部長の松岡良太氏は「家族の見誤りは発見者の発語で始まっていた」と述べた。(関連記事「死亡宣告後、死亡した本人から電話?!」)