パーキンソン病前駆期の動物モデル作製
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パーキンソン病(PD)はドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性疾患である。診断の時点で既にドパミン神経細胞は半数に減少しているため、発症前(前駆期)に診断し早期に治療を開始する必要性が唱えられてきた。このたび、京都大学大学院臨床神経学教授の高橋良輔氏らの研究グループは、PD前駆期状態を再現した動物モデルを開発したとBrain(2019年12月9日オンライン版)に発表した。今後の治療法開発に役立つことが期待される。